済州・西帰浦の瞑想図書館、笹茶と交換読書|Egatot Library

要約

Egatot Library(エガトッ・ライブラリー/에가톳 라이브러리)は、済州・西帰浦市安徳面のエガトッ・ウェルネスビレッジ1階にある、森の瞑想図書館兼ティーハウスです。筆者は予約制の1人茶席(1時間50分)で漢拏山自生の笹茶を自分で淹れ、8つのジャンルに分けられた交換読書の本棚から選んだ本を草むらを望む席で読み、森の散策路も歩きました。Egatot Libraryは、静かにお茶と本に集中したい済州旅行者におすすめの場所です。

済州・西帰浦市安徳面のエガトッ・ライブラリーのメイン写真

確認済みの情報

場所
済州・西帰浦市安徳面 ビョンアク路(병악로)266 カ棟(가동)1階(エガトッ・ウェルネスビレッジ内、2階はエガトッ・ウェルネスセンター)
駐車場
第1駐車場・第2駐車場を利用。第2駐車場より奥には駐車スペースなし。駐車後、ライブラリーまで徒歩5分ほど
1人席
茶席(茶道)/発酵スパークリングティー、11時・13時・15時の予約制
茶席
1時間50分利用できるティーセレモニーコース。正時に茶道の案内あり(正時から最大30分前まで案内可能)
一般席
抹茶ラテ/宮廷プーアル熟茶/手作りコンブチャ、予約不要。中央の6人掛けテーブルか、左側窓際の2人掛けテーブル
茶席で選べるお茶
古樹白茶/古樹紅茶/漢拏山自生の笹茶/慶尚南道・河東の細雀(セジャク、若芽の緑茶)/ほうじ茶から1つ
利用ルール
会話より沈黙、静かに入場。スリッパに履き替えて入場。本への線引きや書き込みは控える

2026年7月19日 訪問時点の記載

本と森を一緒に味わえる済州の書店ティーハウス、エガトッ・ライブラリーです。

済州・西帰浦市安徳面のエガトッ・ライブラリーのメイン写真

済州で一番静かで美しい空間、エガトッ・ライブラリーに行ってきました!この日は急に空が曇ってしまって…やっぱり気まぐれな済州の天気ですね(泣)。霧をかき分けてエガトッ・ライブラリーに到着しました。

Egatot Libraryの駐車場はどこ?

エガトッ・ライブラリーは、第1駐車場か第2駐車場に車を停めて、ほんの少し歩くとあります。第2駐車場より先には駐車スペースがないので、それ以上奥には進まないでくださいね。

私はエガトッ・ライブラリー目当てで来ましたが、このエガトッ・ウェルネスビレッジには、エガトッ・キャビンとエガトッ・ウェルネスセンターもあります。egattoc(エガトッ)はcottageを逆さまにした言葉で、誰もが胸の中にひとつ抱いている、森の小さな小屋を象徴しているそうです 🛖

ライブラリーまで歩く5分ほどの短い道まで自然そのままの、まさに自然の空間エガトッ。案内所を過ぎるとすぐにエガトッ・ライブラリーが見えます。済州でしか出会えない植物と、済州らしさがたっぷり感じられるエガトッ・ウェルネスビレッジです。2階がエガトッ・ウェルネスセンター、1階がエガトッ・ライブラリーです。

Egatot Libraryの座席と予約方法は?

エガトッ・ライブラリーの席は、予約制の1人席(茶席・発酵スパークリングティー、11時・13時・15時)と、予約なしで座れる一般席(抹茶ラテ・宮廷プーアル熟茶・手作りコンブチャ)に分かれています。森の瞑想図書館を掲げる場所なので、入口にこんな案内がありました。

人生のスピードを落として、繰り返される日常で鈍くなった感覚を呼び覚まし、自分に集中する自分だけの時間。会話より沈黙、静かに入場!

  • 茶道の案内中に入場する場合は、少し待てば大丈夫です
  • 1人席:茶席(茶道)/発酵スパークリングティー、11時・13時・15時の予約制
  • 茶席は正時に茶道の案内があり、正時から最大30分前まで案内可能
  • 一般席:抹茶ラテ/宮廷プーアル熟茶/手作りコンブチャ、予約なしで利用可能
  • 一般席は中央6人席のテーブル、または2人席の左側の窓際テーブルを利用
エガトッ・ライブラリーの座席と利用案内
エガトッ・ライブラリーの1人席と一般席のメニュー案内

私は1人茶席を選びました。1時間50分利用できるティーセレモニーのコースです。

エガトッ・ライブラリーの入場前にスリッパに履き替える入口

靴をスリッパに履き替えて、ついに入場!スリッパの履き心地もよかったです。エガトッ・ライブラリーで使っている茶器やアロマオイルなど、エガトッのシンボルが刻まれた道具も販売しています。

穏やかな旋律の音楽が流れる静かな空間なので、とてもそっと歩きながら写真を撮ってみました。心がゼンな気分になる、済州の書店ティーハウスです。

静かなエガトッ・ライブラリーの館内
エガトッ・ライブラリーの館内の様子
エガトッのシンボルが刻まれた茶器などの販売品
静かな雰囲気のエガトッ・ライブラリー内部
エガトッ・ライブラリー内部の風景
済州の書店ティーハウス、エガトッ・ライブラリーの館内

1人席は草むらビューと玄武岩ビューから選べる

エガトッ・ライブラリーの茶道コースに含まれる1人席は、大きな窓に向かう位置にあり、席の間隔がとても広いので、本当に自分だけの空間です。

大きな窓に向かうエガトッ・ライブラリーの1人席
間隔の広いエガトッ・ライブラリーの1人席
草むらビューと玄武岩ビューの1人席
エガトッ・ライブラリーの窓際席の風景

鬱蒼とした草むらを眺められる席も、打ちっぱなしコンクリートと済州の玄武岩を眺められる席もあり、1人席は好みで選べます。緑が好きな私は、もちろん草むらビューを選びました!

一般席は、2人席の窓際席か中央の6人席テーブルに座れます。中央テーブルの席も十分に広くてよかったです。エガトッ・ライブラリーの全景が見える席でした。席も決まったので、本を選びに行きましょうか 📚

Egatot Libraryの本棚にはどんな本がある?

エガトッ・ライブラリーのキュレーション本棚は、体/心/学び/仕事/関係/霊性/財政/環境の8カテゴリーに分かれていて、気に入った本を自由に選んで読めます。済州を訪れた2,000人あまりの旅行者が、それぞれの悩みや瞬間に合った本を読んで返してきた、その痕跡がいっぱいの本棚です。

最近の言葉でいう交換読書ですね!私も友達と交換読書をしてみたかったので、こうしてエガトッで体験することになりました。(本への線引きや書き込みは控えてほしいそうです。)

いい本がたくさんあって、見て回って選ぶのにとても悩みました。普段読みたかった本や、おもしろく読んだ本がたくさんあってうれしかったです。

8分野にキュレーションされた交換読書の本棚
エガトッ・ライブラリーのキュレーション本棚の本

エガトッの精神を込めた美術作品と作品解説も読んでみました。エガトッ・ライブラリーは答えをくれる空間ではなく、考えが整理される場所だという一文が、心に長く残りました。混乱をなくすのではなく、とどまれる秩序を提案するという文章も素敵でした。

Egatot Libraryの茶席はどう進む?

エガトッ・ライブラリーの茶席は、正時にお茶の淹れ方を一つずつ説明してもらい、5種類のお茶から1つ選ぶと、茶道セットを席まで運んでくれる方式です。淹れ方を知らなくても丁寧に教えてくれるので、初心者でも気軽に訪れられます。

お茶を飲みながら瞑想する時間は、体と心を一致させて、今この瞬間の感覚を取り戻す時間だと教えてもらいました。道具は茶碗(タワン)、湯呑み、茶こし、公道杯(コンドベ)、退水器(廃水入れ)が出てきます。

最初に淹れるお茶は洗茶(ソッチャ)といいます。茶葉を茶碗に入れてお湯を注ぐときは、お茶に直接ではなく茶碗の内壁に沿って注ぐのだそうです。茶碗にお湯を満たすことを一湯(タン)と数え、全部で8〜10湯まで楽しめるといいます。この日のデモで淹れてもらったお茶は古樹紅茶でした。

さて、古樹白茶/古樹紅茶/漢拏山自生の笹/慶南・河東の細雀/ほうじ茶の5種類から好きなお茶を選ぶと、席まで持ってきてくれます。私は飲んだことのなかった漢拏山自生の笹を選び、連れは古樹白茶を選びました。

茶席で選べる5種類のお茶
エガトッ・ライブラリーの茶席でのお茶選び

少し待つと茶道セットを席まで運んでくれるので、楽に座って楽しめる茶道の時間!

席に運ばれてきたエガトッ・ライブラリーの茶道セット

漢拏山自生の笹茶はどんな味?

エガトッ・ライブラリーのお茶の説明によると、漢拏山自生の笹は、済州の澄んだ風と霧の中で育ち、雑味がなく清涼で爽やかな気を宿しているそうです。口の中を清めるハーブのニュアンスとともに、すっきりやわらかな甘みが残り、体と心が整う軽やかな一日のリセットに合うお茶と紹介されています。頭痛や強い疲れを感じるときに、ひと息つくような一杯になってくれるそうです。

一緒に出していただいたお茶菓子もとてもおいしかったです。茶色のゼリーはほんのり栗の味?黄色のゼリーはレモン味で、何よりオレンジ色のハルラボン(済州みかん)の皮の味がするゼリーが風味抜群でした。それでは、いよいよお茶を淹れてみます!

漢拏山自生の笹茶とゼリーのお茶菓子

お茶の説明カードの裏に淹れ方が書いてあるので、説明を聞いて忘れてしまっても大丈夫です。お茶を飲む時間は、静かに自分と出会う時間。

澄んだお茶を飲むと、本当に体も心も落ち着いて整う気分でした。明け方から家を出て飛行機に乗ってバタバタしていたのに、緊張した体がほぐれて、お昼に食べすぎて重かったお腹も楽になりました。

連れが選んだ古樹白茶

古樹白茶は、古木の茶葉のうち、ひとつの芽、ひとつの葉だけで作ったプレミアム白茶だそうです。説明には、自然乾燥で味と香りを生かしたアロマが、ほのかな月明かりの下に咲いた花のようにやわらかく清らかで、口に広がる甘みとあんずの香りは軽やかで上品ながら、古樹茶ならではの生命力が舌先に長く残ると書かれていました。日差しがやわらかく広がる午前に、心を洗う一杯としておすすめだそうです。

霧がかかった森を眺めながらお茶を飲む席
森ビューの窓際で楽しむ茶道の時間
エガトッ・ライブラリーの茶席の風景
青い森の前に置かれた茶碗と湯呑み

霧がかかった青い森を前に、体も心もほっとする時間。

Egatot Libraryで読んだ本

エガトッ・ライブラリーでお茶をひとしきり淹れて飲んだあと、本格的に読書を始めました。最初に選んだ本は、マルクス・ガブリエルの『なぜ世界は存在しないのか』。マルクス・ガブリエルの講義をまとめた一般向けの哲学書で、難しすぎずに哲学を読めます。

最後まで読むには時間が足りなかったので、『都市のワニ』『リディアの庭』『ウォールデン』のような絵本も持ってきました。特に読みたかった『都市のワニ』があったので、すぐ手に取りました!『ウォールデン』は小説で読んでみたかったのですが、絵本でも…。『都市のワニ』は文章もさることながら、絵が本当に印象的でした。

トイレもとても広くて快適で、気持ちよく使えます。1時間50分があっという間に過ぎてしまって、離れるのがとても名残惜しかったエガトッ・ライブラリーです。

Egatot Libraryの森の散策路も歩く価値はある?

エガトッ・ライブラリーの外には森の散策路があると案内されたので、茶道のあとに軽く森を歩いてみました。雨雲のある日でしたが、森は快適でした。しばらく落ち着いて森道を歩く時間、森から出るフィトンチッドが肌で感じられるようでした。

行く道から空間の中、そして外の散策路まで済州らしかったエガトッ・ライブラリー。済州の書店ティーハウスを探している方に、心からおすすめの場所です。忙しい日常を離れてたどり着いた済州、エガトッで心地よい時間を過ごしてくださいね!

場所

Egatot Library에가톳 라이브러리

266 Byeongak-ro, Ga-dong 1st floor, Andeok-myeon, Seogwipo, Jeju, South Korea제주특별자치도 서귀포시 안덕면 병악로 266 가동 1층, 에가톳라이브러리

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