ソウル北村の香水工房でお互いの香り作り|ムファウォン(무화원)

要約

ムファウォン(무화원)は、安国駅から徒歩5分ほどのソウル・北村にある香水工房です。Muhwawon Bukchon Perfume Workshopでは自分用の香水を作る代わりに、友達同士でお互いに似合う香りを作り合うことにして、EDP12%の濃度で調香し、車用芳香剤まで一緒に仕上げました。韓紙や漢方薬材といったムファウォンならではのシグネチャー香があり、香水工房に通い慣れた人にも新鮮な体験でした。

映像で香水の説明を聞くムファウォン体験の座席

確認済みの情報

場所
ソウル特別市鍾路区栗谷路6ギル23、3階(安国駅4番出口から約410m)
営業時間
毎日12:00〜22:00
体験時間
平均1時間30分ほどとのこと
香水の濃度
EDP12%の香水制作が可能
一緒に作れるもの
車用芳香剤、ディフューザー
パッケージ
高級パッケージとシルバーラベルステッカー付き
その他
調合記録の保管可、安全認証済みの正規香料を使用

2026年9月6日 訪問時点の記載

お互いの香水作り 北村香水工房ムファウォン

北村香水工房ムファウォンの香水作り体験の最初の写真

普段から香水が好きで、香水工房も思ったより頻繁に通っている方なんですが。新しい工房に行くと、香りの種類がどれくらい多様か、進行方式はどうか、空間の雰囲気はどうか、つい比べて見てしまうんですよね。今回は友達とアングクに用事があって、北村の香水工房ムファウォン(무화원)を予約して行ってきました。

アングク駅近くのムファウォン香水工房訪問の様子

実はこの日のアングク訪問の目的の一つがムファウォンだったくらい、けっこう期待して行きました。ソウルの香水工房をいろいろ回ってみましたが、ムファウォンは入った瞬間から雰囲気が少し違いました。空間自体が静かで落ち着いた感じなのに、重すぎたり堅苦しかったりはせず、北村特有の雰囲気に本当によく合っていました。香水を作った後、近くで食事したり北村、昌徳宮の方まで一緒に回ったりするのにも良くて、北村デートコースに組むのにも良かったです。

北村の雰囲気と合うムファウォン香水工房の空間

ムファウォンの場所と営業時間は?

北村香水工房ムファウォンはソウル特別市鍾路区栗谷路6キル23、3階にあり、アングク駅4番出口から約410mです。営業時間は毎日12:00〜22:00。

アングク駅から徒歩で行ける距離なので、近くで食事してから向かうのが楽でした。昌徳宮、北村韓屋村、仁寺洞、益善洞、西順羅キルとも近いので一日の予定に組みやすいです。私たちもこの日、食事してからムファウォンを訪れたんですが、アングク周辺は食べる所も見る所も多くて、こういう北村デートコースを組むのに本当に良いと思います。

ムファウォンの店内の雰囲気は?

ソウル香水工房の内部

ムファウォンという名前は「庭に霧のように漂う香り」という意味だそうです。昌徳宮の秘苑(비밀의 정원)から立ち上る霧にインスピレーションを受け、伝統と現代的な感性を一緒に込めたブランドだそうですが、店に入るとそのコンセプトがある程度感じられます。

全体的に空間が整っていて、落ち着いた洗練された印象が強かったです。香水工房によく通っていると、工房ごとに雰囲気がはっきり違うんですが、ムファウォンは北村という場所とブランドの雰囲気がよく合っている方でした。なので北村の香水工房を探している方の中でも、空間の雰囲気を重視するなら満足度が高いと思います。

落ち着いて整えられたムファウォンソウル香水工房の内部
ムファウォン香水工房の調香テーブルとインテリア

映像で先に聞く調香の説明

個人的に一番印象的だった部分の一つが、香水についての説明を映像で先に見るという点でした。私が行ったことのあるソウルの香水工房の中には、スタッフが直接最初から説明してくれる所が多かったんですが、ムファウォンは映像で静かに説明を聞いてから始めていました。これが思ったより良かったです。

映像で香水の説明を聞くムファウォン体験の座席

空間自体が落ち着いているところに映像で説明を聞くので、雰囲気も乱れず、それぞれ内容に集中しやすかったです。香水工房を何度も通っても、工房ごとに説明のポイントが少しずつ違うので、こういう基本内容を改めて見るのもけっこう面白いです。

初めて訪れる方も映像で順を追って見ながら始められるので、難しくないと思います。

もう一つの魅力、理論ノート

ムファウォンの香水理論ノート

香水を作る前に、香水についての基本的な説明をまず見ることができます。その一つが賦香率です。賦香率は全体の溶液のうち香料が占める割合を意味するそうです。

  • スプラッシュコロン 約1%
  • オーデコロン 約2〜3%
  • オードトワレ 約4〜8%
  • オードパルファム 約8〜15%
  • パルファムエクストレ 約15〜30%

ムファウォンではEDP12%の香水を作ることができて、オードパルファムに該当する濃度で制作できます。香水工房に何度か通っていると、ただ香りが良いだけでなく、どんな濃度で作られているのかも気になってくるんですが、こうやって賦香率まで説明してくれるのが良かったです。

賦香率の説明が載った理論ノートのページ

トップノート・ミドルノート・ベースノートとは

香水でよく聞くトップノート、ミドルノート、ベースノートについての説明もありました。トップノートは香水をつけた直後約30分ほど感じる第一印象で、シトラスやグリーン系のように軽くさわやかな香りが多く入っていて、ミドルノートは約4〜8時間ほど続き、香水の中心となる香りだそうです。そしてベースノートは約4〜48時間ほど残る余韻で、ウッディやムスクのように深く長く残る香りが主に入っているそうです。

私も友達もウッド系の香りが好きな方なので、この部分を見ながらつい集中して読んでしまいました。香水工房を何度通っても、結局手が伸びる系統は似ているみたいです。

トップノート・ミドルノート・ベースノートの説明ノート

アコードと基剤・変調剤・調和剤・保留剤

そしてアコードについての説明もありました。アコードとは、二つ以上の香りを組み合わせて一つの調和した香りを作ることを意味するそうです。香りを構成する際には基剤、変調剤、調和剤、保留剤という役割が分かれていて、基剤は香りの中心となる主役のような香り、変調剤はその香りに変化を加える役割、調和剤は香り同士が自然につながるよう助ける役割、保留剤は香りの持続力を高める役割をするそうです。

アコードと基剤・変調剤の説明ページ

香水工房によく通っていると、好きな香りをいくつか混ぜれば必ず良い香りになるわけではないと分かってきます。一つずつ嗅いだときはどれも良いのに、組み合わせると意外と合わないこともあれば、逆にあまり期待していなかった組み合わせが本当にぴったり合うこともあります。なのでこの比率を合わせる過程が、私は香水作りで一番面白いと思います。

韓紙・漢方薬材まで、ムファウォンのシグネチャー香

本格的に香りを嗅いでみましたが、香りの種類がかなり多様に用意されていました。一つずつ試香しながら気に入った香りを絞り込んでいく方式ですが、香水工房によく行っても、この過程はいつも楽しいと思います。特にムファウォンで良かったのは、一般的な香料だけでなく、ムファウォンだけのシグネチャー香が別にあるという点でした。韓紙、漢方薬材、절인センス(절인센스)のように韓国的な自然の感じをモダンに表現した香りがあって、この部分が確かに他の北村の香水工房と差別化される感じでした。

韓紙、漢方薬材などムファウォンのシグネチャー香料

香水工房をいろいろ回っていると、ある程度慣れた香りが繰り返されることもありますが、ムファウォンはここだけの香りがあるという点が良かったです。空間の雰囲気とも本当によく合っていました。

試香しながら気に入った香りを絞り込む過程

友達同士でお互いに似合う香りを作り合う

私たちは今回、自分自身の香水を作る代わりに、お互いに似合う香りを作ってあげることにしました。コンセプトは、お互いが感じる第一印象や雰囲気を香りにしてみること。香水工房に何度も行っても、普通は自分が使いたい香りを作ることが多かったんですが、こうやって相手に似合う香りを選んであげるのはまた違った感じでした。

友達に似合うウッド香を選んでいる様子

友達に作った森を思わせるウッド系の香り

私も友達もウッド系が好きなので、最初から自然とウッド香に手が伸びました。私が友達に作ってあげた香りは、重すぎて濃いウッドよりも、心地よい木の香りに、森に入ったときに感じるほんのりとした爽やかな香りが一緒にしてほしいと思いました。

それでウッド系と森の感じの香りを中心に選んでみたんですが、ここでまた組み合わせが思ったより簡単ではありませんでした。それぞれ嗅いだときは全部気に入るのに、一緒に混ぜると予想していたより重かったり、ある香りは思ったより目立ったりしました。

それで少しずつ比率を変えながら、心地よく落ち着いた方向に合わせてみました。

比率を変えながら調香するムファウォン体験の場面

最終的には私が思っていた友達のイメージとかなり合う香りができて満足しました。

友達のイメージに合わせて完成させたウッド系の香り

ライチの香りは思い切って外す

友達は最初、私の香りにライチの香りを入れようとしていました。最初に嗅いだときは甘くてフルーティーな香りもして、私も悪くないと思ったんですが、いざ他の香りと組み合わせてみると思ったより香りが本当に強かったです。

ライチの香りを外して再び組み合わせる過程

ライチの香りの存在感が大きくなりすぎて、結局この組み合わせは諦めて作り直しました。香水工房に通っていると、こうやって最初に選んだ香りを思い切って外すことも大事だと思います。

最終的には少し花の香りがしつつ、甘いウッド香も一緒に感じられる方向で完成させたんですが、最初の組み合わせよりずっと私の好みに近かったです。フローラルの香りが強すぎず、ウッド香が支えてくれて、普段でもよく使いそうな香りに仕上がりました。

体験時間と完成した香水のパッケージ

ムファウォンの体験時間は平均1時間30分程度だそうですが、香りを一つずつ嗅いで組み合わせているとあっという間に時間が過ぎます。

調香を終えたムファウォンの作業席
完成段階のムファウォンオリジナル香水の瓶

完成した香水には高級パッケージとシルバーラベルステッカーまで加わって、最後に受け取ったときもすっきりしていました。

シルバーラベルステッカーが貼られたムファウォンの香水パッケージ

ムファウォンでは安全認証を受けた正規の香料のみを使用しているそうなので、その点も参考にすると良さそうです。普段から香水工房によく通うので、正直似たような方式だとすぐに慣れた感じもするんですが、ムファウォンは映像で説明を聞く進行方式や韓国的なシグネチャー香りがあって、私も新鮮な気分で体験できました。なので初めて香水を作る方だけでなく、私のようにソウルの香水工房を何度も回った人にも一度は訪れてみる価値のある所だと思います

外れた香りは車用芳香剤に

ムファウォンでは香水だけでなく、車用芳香剤やディフューザーも制作できます。私たちは調香しながら最終選択からは外れたけれど気に入った香りの中から二つ選んで、車用芳香剤も作りました。これが思ったより良かったです。香水を作るときは最終的に一つの組み合わせを選ばないといけないので

外れた香りで作った車用芳香剤

惜しくも外れる香りが出るんですが、その香りを別の製品にしてみることができました。私たちはそれぞれ一つずつ作って今車で使っているんですが、けっこう満足しています。車に乗るとほんのり香りがしますし、自分で調香した香りなので余計に気に入っている気がします。香水は香水として使って、車用芳香剤まで残るので、体験した感じも長く続く気がします。

自分で調香した車用芳香剤二つ

北村デートコースにムファウォンを組み込む

そして場所がアングクというのも大きな長所!私たちのように香水工房をメインの予定にして、近くで食事して北村や昌徳宮の方を回れば、一日北村デートコースにぴったりだと思います。

北村デートコースに組んだアングクお出かけの風景

特にムファウォン自体が北村の雰囲気と本当によく合っていて、体験しながらも場所選びが良かったなと思いました。普段香水が好きな方、友達とお互いに似合う香りを作ってみたい方、少し変わった北村デートコースを探している方におすすめしたいです。

完成した香水を持って残したムファウォンの記念写真

香りの種類も多様で、ムファウォンだけのシグネチャー香もあって良かったし、静かな空間でゆっくり香りを選べたのも気に入りました。香水工房によく通う私も満足だった北村香水工房ムファウォンのレビューでした。アングクでソウルの香水工房を探しているなら、ムファウォンに一度訪れてみるのも良いと思います :)

チェックしておいた香水の調合記録用紙

香りが気に入ったらまた作ろうと保存。あ、ムファウォンではこのチェックした調合記録を保管してもくれるので参考にしてください!

場所

ムファウォン(무화원) 北村香水工房무화원 북촌향수공방

23 Yulgok-ro 6-gil, 3rd floor, Jongno-gu, Seoul, South Korea서울특별시 종로구 율곡로6길 23 3층

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